「なんだ…これ…?」 大きな茶封筒を退かすと その下には何やらスイッチのような赤くて丸いボタンがあった。 電気のスイッチ? それとも…クーラーとか? いや,でもここにあるっておかしくない? 「………。」 はい。決めました。 わからないなら押してしまえ〜! ―ピッ! ―シーン…… あ,やっぱりね。 何もないよね。 私はまた掃除を続けようと 違う書類に手を伸ばした。