「小森くん…やめっ…」
キスの合間に声を出すと
「黙れ。」
いつのまにやら,どSの小森くんに変わっていた。
目が…怖い。
なんて鋭い瞳なんだろう…
私はゾクッと悪寒がした。
そして首筋を這う舌に
体がビクンと震えた。
力が入らなくなった膝がガクガクと震える。
倒れそうになった私の体を
小森くんが受けとめた。
それと同時にフラッシュバックした映像。
それは,小森くんがゆかりちゃんを抱きとめたものだった。
―こんな感じだったんだ…
ふわっと小森くんの香に身を包んだ私は静かに心の中で呟いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…