「また会っちゃったね。これって運命じゃね?」


出たー!!杉山学!!


「運命じゃありません。じゃあ私はこれで。」


なんでまた会っちゃうかな?
早くこの場をさらなきゃ負けだ。はい、さよなら〜。


「ちょっと!少しくらい話そうよ〜。」


なんと杉山くんは私の肩をガシッと掴んだ。

や…やめろ!!


「な…何ですか?私は話すことなんてありませんから。」


て思い切り睨んだのに…
杉山くんは余計笑顔になり


「いいねーその顔。可愛い可愛い。」


と本物のホストのようにサラリと言った。