私は永遠という人に両親が死んだこと、
一人で暮らすことになったことを伝えた

「私が、私なんていなければ…」

そういった途端、彼は立ち上がり手を差し出す

「もし君が俺に名前を教えてくれるなら、
君のことを楽しませてあげる」

「名前なら、さっき…」

「苗字じゃなくて名前ね!」