まやわヒロとの別れの淋しさを紛らわす為に
色んな男と遊んだ。

でも心のどこかでヒロのことが気になり
遊びも続かなかった。


悔しかった。
苦しかった。

なんでお互いまだ好きなのに、、
どうして別れなきゃならないのか...

まぁヒロは受験で連絡とれなくなるのわかってるけど、、
だからって別れなくてもまや待ってるのに・・

男と遊んでても全然楽しくなかった。
いつも浮かぶ1人の顔、、

そう...
ヒロの笑顔・・

好きなら好きで素直になりゃいいぢゃん、、
まやわまだ愛してるもん。
泣いても叫んでも
ヒロに届かないことはわかってるよ?
でも涙は止まることを知らないの。
ただ毎日、、
ヒロと過ごせる日が來るって
信じてるだけなの。

ねぇ、、
「絶対離さねぇから
 覚悟しとけよ?」
って言った言葉、、
覚えてる?

あの言葉・・
今は誰に言ってるのかなぁ....

まやわもう1度ヒロに連絡することにした。

「元気してますか?
 彼女はもうできましたか?」

あっさり返事は來た。
ただ、、
見るのが怖かった。

彼女はもうできましたか?
何て聞いて、、

もう彼女できた。
なんてあっさり言われたら、、

自分でそんな質問しておいて馬鹿みたい!!

とりま乂-儿を見た。

「元気やで!
 彼女はまだできへん。
 てゆうか作る気にならんくてな。
 まやと別れてからずっと1人やで。」

良かった~
内心ホっとする自分が憎かった。