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「風見様。どうぞお入り下さい。」


門の前に立つ新入隊士達。

土方の言いつけを守っているのか、
俺の事を覚えてくれたようだ。



「御免。」


先回とは打って変わり、
労せず新撰組屯所の中に足を踏み入れる。