「土方先生・・・・。
私は・・伊東甲子太郎を・・
御陵衛士を・・。
近藤先生と土方先生を裏切ったあの者達を許すことが出来ません。」
「岩木。心して聞け。
その事に関して、
お前には重要な任務を下す。」
「はっ。」
「・・・斉藤一と接触して欲しい。」
「!?」
土方先生が思わぬ名を口に出された。
3番隊隊長“だった”、斉藤一・・・。
「し、しかし斉藤殿は伊東甲子太郎についていき、御陵衛士に加入したお人。
旧知の仲であられる先生方を裏切った者ではありませぬか!?」
「落ち着け岩木。
これは山崎にもまだ言っていないことだ。」