「一徹さん。稽古はダメでも、
またお汁粉は一緒に食べに行きましょうね。」


「フッ。ああ必ず行こう。体を大事にな。」




見廻組の中では“口数が少ない男”と言われているが、総司の前ではつい心を許してしまう。


しばらく話し込んだ後、
新撰組の屯所をあとにする。