「待てお前ら。通してやれ。」


「!?」
「!?」





・・・・・フッ。話の分かる奴が来たか。


門の向こう側、現れた男の一言に、
門番の新入隊士達の顔色が変わる。



「し、しかし副長・・。」
「宜しいのですか?」



「お前ら、
その方の顔と名前をしっかり覚えておけ。

泣く子も黙る、見廻組 風見一徹だぞ。」



「・・・・はっ!」
「大変失礼を致しました。」



「御免。」