―――――― 山田達の話を聞かされたおかげで、 帰る頃にはすっかり空が暗くなっていた。 「腹減ったなぁ・・。」 自転車をこぎながら、 なんとなく覚えた坂本龍馬について考える。 「・・・・誰が殺したかなんて、 当時の人達に聞くしかねぇじゃん。」 今日の晩飯に期待しながら、 家路へと急いだ。