「じゃあある日、海外からもの凄く高い自転車を君が買ったとしよう。

海外製だからデザインもカッコいいし、

君が普段使っている自転車とは比べものにならないほど良い自転車だ。」


「お前、ちょいちょい俺をディスってくるよな。」



「そして学校に来る途中、
君はついスマホに気を取られてしまう。

その時に、脇道から急に出てきた僕とぶつかるんだ。」


「俺は“ながら”運転はしねーぞ!
・・まぁいい。例え話だったな。」


「僕が乗っていた自転車も、君が乗っていた海外製の高級自転車も壊れてしまう。

関川君ならどうする?」



「まぁ“ながら”運転をしてた俺が悪いからな。

でも多分メチャクチャ落ち込むだろな~。

せっかくバイト代つぎこんで買った高級自転車だったら。」