はやる気持ちを抑えきれず、 いつの間にか行商人を追い越し、 鳥居をくぐって境内に入った。 ・・・・・・・・どこにいる? 「おい、その男はど・・・!?」 !? ・・・いない・・・・。 後ろを振り返ると、 先程まで一緒だった行商人の姿が無くなっている・・・。 馬鹿な!?どこへ行った!? 確かに俺はあの行商人に案内されてここまで来たんだぞ・・。