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「おお・・おお!!
何となく分かったぞ!!」
すげぇ!次の期末テスト、歴史もいけるかもしれない!!
「それでうちの学校はどうなったんだよ!?」
「僕達2年生のクラスを使って説明するよ。
1年生と3年生は省くから考えなくて良い。」
「おう。」
「1組~3組は尊皇攘夷派。
4組~6組は引き続き幕府を信じようという考え方。
“倒幕”に対して、“佐幕”って言うんだ。」
「じゃあ俺は3組だから、
尊皇攘夷派って考えればいんだな。」
「うん。ここで質問だけど、
僕たち2年生はどうなると思う?」
「そりゃ意見が違うんだから、
クラス同士仲悪くなるわな。
・・・・ってちょっと待ってくれよ。
お前らさっきから根本的な所で、
俺の考え方と違うぞ。」
「・・・どういうこと?」
「教育委員長をリスペクトしようが、
先生達を信じようが、
結局はペリー先生とか海外の学校と交流しないってことなんだろ?
別にいいじゃん交流したって。
例えば交換留学なんかしたらアメリカの友達だってできるし。
俺みたいに英語が苦手な奴が向こうに行ったら英語喋れるようになるかもしれないだろ。
それに向こうの方がファッションも最先端だし、音楽だって俺結構洋楽好きだしさ。」
「・・・・・・・。」
「だから俺の意見は、
“幕府は倒すけど、外国との交流はする”
・・・え~っとなんだっけ?
“じょうい”ってやつはやらない。」