・・・・・ダメだ・・。
眠くなってきた。
どうも俺の嫌いな勉強の話っぽくなってきたな・・・。
でも卓球で男の勝負をして、俺は負けたんだ。
ここで逃げ出したら男が廃る。
「てか、そもそもなんで江戸幕府を倒そうっていう連中が急にいっぱい出てきたんだよ。
あ!マジで俺寝ちゃうから分かりやすく説明しろよ!」
「そうだね・・。
じゃあある日、うちの学校にアメリカ人のペリー先生という人が来たとしよう。
ペリー先生はニューヨークにある高校の先生っていう設定ね。」
「おう。」
「ペリー先生はうちの校長先生に言うんだ。
“俺達の学校と国際交流しよう”って。
でもうちの学校には、
“海外の学校とは一切交流をしない”
っていう校則があるんだ。」
「え!?そうなの!?
でも英語の授業でたまに俺らのクラスに来るボブって思いっきり黒人じゃん!」
「関川君。これはあくまで例え話なんだから。もちろんそんな校則、本当は無いよ。」
「なんだよびっくりしたぞ。」