「ここが最後の部屋か。」


2階を隅々まで見て回った後、

一番奥まった場所にある襖の前に3人で立つ。



「・・・・・・・。」

「・・・・・・・。」

「・・・・・・・。」


佐々木さんと今井と、顔を見合わせる。



「御免!」


勢いよく襖を開けると・・・・・・



「!?」

「だ、誰もいない!?」