「正くん!久しぶりだね!」 「やはり沖田さんでしたか・・。 横になっていなくて大丈夫なのですか?」 土方先生と共にいたのは、 一番隊隊長 沖田さんだった。 肺の病に倒れてからは寝たきりの日々が続いていたようだ。 久しぶりに見る女性のような綺麗な顔つきも、少し痩せ細っていた。 沖田さんは数少ない、 私の存在を知る新撰組隊士。 近藤先生と土方先生に連れられ、 入隊後、一番初めに私が面通ししたのが沖田さんだった。