・・・・待てよ・・?

薬か・・・良いことを思いつきました。



「おい、お主・・・毒は持っているか?」


「ど、毒でございますか?」


「薬の行商人であれば、
危うい薬の1つや2つ、持っておろう?」


「へ・・へぇ。

毒というわけではございませんが、
飲み過ぎると害が出る強い薬ならあります。」



「それも寄越せ!」


「お、お待ち下さいお侍さん。
一体どなたにお使いされるおつもりで?」