「望月様・・・ありがとうございます・・・ありがとうございます。

島原に来ることすら、お立場上怪しまれる行動でございましたでしょうに・・。」



「そんな事、
言葉を並べればいくらでもごまかせる。

拙者はもう・・・
これ以上仲間を失いたくないのだ。

亀弥太を・・・我が弟を池田屋騒動の折、
救えなかった。


その上で龍馬を、慎太郎を・・・

幼き頃より同じ釜の飯を食べた友をみすみす殺される訳にはいかぬ!」



「・・はい・・・!」