「えっ?」

横から、ひとりの定員さんが声を
掛けてきた。

「あっ、いや、私…あの…別に…」

こんな高級店の中なんて、
私絶対入れないよ!!

しかも、絶対高いし、
私なんかがこのお店の服なんて
買えないし、似合わない!!

私そんな綺麗でもないし、
可愛くもないから!!

なんていう私の心の声は届かず…。

「お客様、店内でじっくりご覧くださいませ。」