あまりにも目を見てしまい、
見つめ合ってしまった。

そして、
「ルカです。」

「えっ?」目を丸くする彼。

「私ルカと申します。あの…その…」

しどろもどろになる私。
それを見て笑う彼。

「ハッハッハッ。
俺の名前は、リュウです。」

「えっ?」
私は驚いた。
突然、名前を言った私に、
名前を教えてくれるなんて。