「―――礼二さん、話って?」 理穂は横に座る宮野に訊いた。 ―――――― ――――二人は、会社の近くにある公園にやって来ていた。 「・・・・」 宮野は黙り込んだまま、下を向いている。 そんな宮野を、理穂は寂しそうに見つめていた。 礼二さん・・・