先生が手を叩きながら皆を注目させながら
席に着いていない生徒を促し、プリントを配りだした




プリントを配り終えた先生が黒板に何やら書き初めた



     自分の進路について



中学三年生の私達には、高校を選び自分の進路を選択する岐路に立たされているのだ




すると彩が私の肩をツンツンしてこう言う




「進路かー、ねえ榛名はどうするか決め
 た?女優になりたいのはわかるけどね」




それは、私が聞きたい…。高校に行きたいけど、女優になるにはどの進路を進むべきかわからん…。私は悩んだ末に答えた



「んーーーーどっかの高校進学する!」




すると、彩が笑いながら




「ククッあんたらしいよ」そう言ってた。