部屋の数は数えきれない程あり、それを通過していくと、やっとテラスへと着いた





ん…?テラスに誰か座っている…もしかして、アイツのお母さんかも!





「奥様、こちらが昨日申し上げた、三雲榛名さんと、お母様です」




施田さんが先に紹介してくれたので、今だこちらに背を向けて何かを優雅に飲んでいるアイツのお母さんに近づいた




クルっとこちらに気付いた綺麗なマダムが振り返り、体をこっちに向けた





すると、ママが目を見開いて驚いている




ん…?ママ?