別に、ゆうが怖いわけじゃない。
















的確すぎて、なんかそれしか答えがないような気がするからかな?
















「ま、あながち間違えじゃないね。」



「ん?なにが?」



「蓮が普通じゃないのは。」



「あ、そっちか。」



「他に何があるのよ。」



「べ、別に〜。」
























少しトゲのある声に即座に反応して曖昧に答える。


















ふぅ。なんかゆうって見た目と性格のギャップがキツすぎる!!
















まぁ、どんなゆうも好きだけど。




















「んで?そのあと蓮はウキウキルンルンで戻ってきた…と?」




「うん!」





「それさ、蓮。本気で勘違いしてるから。」



「え!?そうなの!?話したことにならないの!?」




「蓮、バカだね。早くしないとお昼食べて、寝たほうがいいよ。」















そう言うとゆうは席を立ちどこかに行こうとする。






















「ゆう、どこ行くの?」



「蓮は知らなくていい場所。」


「…そっか。じゃまた後でね〜」


















そう言うと、ゆうは少し寂しげに背を向け歩いていった。