うわ〜!!どうしよう!!

















月城くんを一目見ようと購買まで走って、その本人にぶつかって、、しかも挙句の果てには話を聞いてなかったという……
























自分が愚かすぎて…泣ける…。

















「あ、でもちょっと話せた…!」




















あれは傍から見れば会話をしたとはいえないと思うけど








確実に話はしたよね!?
















うん。良くやった…。











良くやったよ、如月蓮!!












私はスキップをしながら今来た道を戻った。























「お、おかえり〜。何?いいことでもあったの?」



















教室に入るなり、お弁当を食べていたゆうが手を振る。




















「ヘヘッわかる?」



「うん、キモイぐらいに。」


「んふふ。実はね〜月城くんと話したんだよ!」



「へぇ〜なんて話したの?」





















ん?あれ?あれれれ?驚かないの?











私が月城くんと話したのに、驚かないの?


















「えーと、ぶつかって謝って、おこられた?的な?」




「は?意味わかんない。」




「え、こわっ。」



「蓮。それは話したって言わないよ?普通。」


「私は普通じゃないから、、!」






















いや、なんか焦ってきたぞ…!














なんでだろ…












ゆうに指摘されるとなんでも焦ってしまう。