ショートの黒髪に奥二重の目、へいへいボンボンの要素。


















もし、私が特別可愛くて、特別要素が良かったら月城くんに話しかけられたかもしれないけれど…















生憎、そんないい要素を持ち合わせてないからいつも遠くから眺めるだけ。
















そんな今も、授業中の窓からサッカーをしてる月城くんを眺めていた。













キーンコーンカー…















ちょうどその時授業の終了を知らせるチャイムが鳴った。












｢んー！！月城くんカッコよかった〜｣












休み時間にはいり思いっきり伸びをする。
















｢まーた月城見てたの？｣




｢あ、ゆう。月城くんゴール決めてすっごくカッコよかったよ！｣




｢あ〜はいはい。次、移動教室だよ？早く準備しな。｣



｢もう〜。｣









ゆうに促されて授業の準備をする。








ゆうは私の親友。