伸ばしたと言うより、放置しているうちに伸びたロングヘアはこれでもかと言うほどグリングリンに巻かれ、ササのタンスから引っ張りだされたこれまた露出の高い服を纏った。


ササのお母さんの部屋はもうあかりが消えている。

「よし、ママも寝てるみたいだしそろそろ行こうか」


そうして繁華街に到着したのは11時頃だった。