煌めくネオン。

私がここに来るまでに想像していた何倍も眩しい。

流石のササも少々怖気付いている様子。


「…初雪」

ヒラヒラと、フワフワと。

白い雪がまた、ネオンを反射して美しく輝いていた。


「そりゃ寒いわけだね」


さすがにあの露出のまま来るわけもなく、上にコートを羽織ってはいるものの、生足はどう頑張っても隠せない。

もうキンキンで感覚すらない。


「…来たはいいけど、どうやって探すの?」

「ベニ子、いい質問だ!」