もう・・・///


私の意見も少しは聞いてよーなんて言ったといても、きっと聞いてくれない。


「よしっ!行くか!」


「うん」



やっと体を離してもらって、恥ずかしさからも開放される。



駅の前に広がる水族館へと真司と手を繋ぎながら、足を運んだ。



真司から渡されたチケットを手に持って、係員に渡して入った。



「わぁー!!すごい!」



クリアな水槽の中に、魚たちが元気に泳いでる姿を見て、興奮気味な私!



でも、視線を感じるなーっと思って横を見ると、真司が私を見てた。



「魚はこっちだよ?」



・・・私は魚じゃないよ??っと心の中で思いながら言った。



「子供見てーに喜ぶんだな?」



「魚と思ったんじゃないの!?」



「ちげーよ。そこまで馬鹿じゃねぇ。結菜のこと可愛いなぁって見てただけ!」



「・・・もう///」


私をバカにするように、真司が笑った。