部屋を出て

まずは親から

プルルルル

夢莉『…もしもし。夢歌??どうしたの?』

夢歌『あのさ、龍聖に入らないかって誘われてるんだけどいいかな??』

夢莉『いいんじゃない?大切な人達なんでしょ?』

夢歌『うん!ありがとう!お母さん』

ピッ

次は桜蘭だね

プルルルル

杏里『もしもし!?夢歌!!久しぶりー♪どーしング駆『もしもーし、夢歌!!なんで最近電話してくれなかったの?!』

あ、杏里を遮って電話に出たのは駆。

いやいや

夢歌『駆。杏里に変わってくれる?』

駆『えぇー』

夢歌『お願い!!』

駆『わかったよー』

杏里『もしもし、ごめんね。で、何か用だった?』

夢歌『あのさ、今龍聖に仲間にならないかって誘われてるんだけどいい?』

杏里『いいよ!だって、大切な人達なんでしょ?』

お母さんと一緒の事言ってる

杏里『それに夢歌の仲間になった人達は私たちの仲間でもあるからさ』

杏里…

夢歌『ありがとう』

ピッ
ガチャ

私は電話を切って部屋に戻った

蓮「?どーした?」

藍「俺でよかったら龍聖に入れてください」

龍聖「え?」

藍「今日会ったばかりだけど仲間思いでいい族だなって思ったから」

蓮「いいのか?」

藍「うん。」

翔「やったー♪♪」

ギュー

翔が抱きついてきた

やっぱり翔は可愛いなー

蓮「じゃあ、龍聖の倉庫、明日にでも行くか」

藍「うん!」
今更だけど龍聖の事を紹介するね!

本城蓮 龍聖 3代目総長
通り名 耐龍 (タイリュウ)
耐えに耐えて、それが爆発したら倍の力を出すことから耐龍となった

佐藤優馬 副総長
通り名 苦龍 (クリュウ)
相手を苦しませながらケンカをすることから苦龍となった

神崎翔 幹部
通り名 楽龍 (ラクリュウ)
ケンカすることを楽しむことから楽龍となった

藤山奏 幹部
通り名 笑龍 (エムリュウ)
笑いながらケンカをすることから笑龍となった

雨宮冬 幹部
通り名 無龍 (ムリュウ)
無表情でケンカをすることから無龍となった

こんな感じかな?
今日は龍聖の倉庫に行く日

転校2日目なのにまた学校サボっちゃった

まぁいいんだけどね←

藍「思ったんだけどさー、俺、役職何になるの?」

蓮「…あ。」

何、あって。

忘れてたな?

藍「蓮。忘れてただろ?(黒笑)」

蓮「…ビクッい、いや?」

どもってんじゃん!

蓮「藍、お前ケンカできるか?」

いや、できるに決まってんじゃん

でもどうしよ…

藍「…一応できる」
奏「え?!藍ケンカできるん??」

なにそんなに弱そうに見えるか?

藍「できるけど??」

蓮「じゃあ倉庫に行ったら下っ端たちと勝負するか」

藍「了解」

優馬「じゃあ早速行きますか」

藍「おう!」

5分後…

着いたー

ってかでかっ!

まぁ桜蘭よりは小さいけどね←おい!

蓮「じゃあ入るか」



ガラッ

下っ端「こんにちわー!」

蓮「おう!」

優馬「お疲れ様です」

翔「おぉー、みんなやっほー」

奏「久しぶりやなー」

冬「……お疲れ」

下っ端くんたち元気がいいなー

そんなことを思っていると

智「ん?あの、その後の方は誰ですか?」

蓮「あぁ。智あとから紹介するからみんなを集めておいてくれるか?」

智「はい!わかりました!」

蓮「あ、藍。こいつは下っ端リーダーの東条智だ。」

智か

なんか目キラキラしてるな

黒いものなんか感じさせないような綺麗な目をしてる

本当にこいつらのこと信頼してるんだなーってわかったよ

藍「智か。よろしくな。」

智「よろしくお願いします!!」

うん。しかも元気

蓮「じゃあ上行くか」

藍「うん」


幹部室

翔「どう?龍聖の倉庫は」

藍「賑やかだなーって思ったよ」

奏「そやろ?ここに来るとほんまに落ち着くし、俺らの居場所なんやなーって思うわ」

うわ、珍しくいいこと言うじゃん奏

奏「藍、ひでぇー」

え?

藍「俺の心読んだ?!」

冬「…藍、声に出てた」

あら、こりゃ失敬☆

コンコン

誰かがノックしてきた

蓮「誰だ」

智「失礼します。全員集まりました」

蓮「わかった。今行く」
それだけ言って読は出ていった

蓮「じゃ行くか」

藍「うん」


みんながいる前に行くと

蓮「静かにしろ!今から新しい仲間の紹介をする。藍、自己紹介をしろ」

藍「はーい。ねぇ、下っ端くんたちみんな少し前を開けてくれないかな?」

私はそう言った

上から目線で話すのは嫌だからね

下っ端くんたちは通り前を開けてくれた

ヒョイ
トンッ

私は2階から1階に飛んで下りた

蓮たちや、下っ端くんたちはポカーンとしている