ガラッ
幸「自己紹介をして」
藍「桐谷藍、よろしく」
幸「…それだけか?」
藍「悪い??」
ク「……(幸先にそんな口のききかたしたら殺されるぞ!?)」
幸「あっ、いや?悪くは無いが…」
ク「(え?怒ってない?!あいつ何者だ?!)」
藍「なぁ、俺の席は?」
幸「あぁ、1番後ろの窓側だ」
ラッキー!
いい場所じゃん♪♪
寝れるじゃん!
藍「幸ちゃん、俺寝るから起こすなよ?(黒笑)」
ク「ブルッ」
幸「お、おう」
一瞬寒気を感じたクラスの人達だった
ってか今更気づいたけど私の周りすっからかんじゃん!
不登校か?
まぁいいやー!
それでは皆様おやすみなさーい☆
私が寝た頃
ガラガラ
??「すいませーん、また遅れました」
誰かが入ってきた
幸「チッまたお前らか遅刻しないように気をつけろよ?」
??「はい。次からは気をつけます。」
??「…ねぇ!ってかなんか見ない顔の子がいるよ?」
??「え?まじで?うわぁー、男の子なのにかわいい♪」
??「まさに美男子だねっ!」
などなど言われていたみたいだ私w
幸「おい!あんまうるさくするなよ!そいつが起きると俺が怒られんだから!!」
藍「……んっ、うれせぇ」
幸「…ほら起きちまった…」
??「あ、起きた!やっほー!」
ん?誰だこいつら?
あぁ、私の周りの席のやつらか
??「ねぇ、君名前なんて言うの??」
は??
藍「名前は自分から名乗るもんじゃねぇの?」
私がそういうとそいつらは目を見開いた
ん?なんかおかしい事言ったか??
まぁいいか
??「え?俺達のことしらないの??」
ん?芸能人かなにか?まぁイケメン集団だしありえるか
藍「知らない」
??「そっか」
??「……お前今から屋上に来い」
は?なんで?めんどくさい
藍「嫌だよー」
??「いいからこい!」
と、強引に腕を引かれ屋上に連れていかれた
屋上
藍「で、なに?」
??「俺たちの自己紹介をしますね。」
はぁ?自己紹介だったら教室でもできただろうよ…
でもまぁ
藍「どーぞ?」
??「俺らは龍聖だ。」
え?!まじか…
あまり関わりたくない人達だ…
まぁいいか。名前聞くだけだし
翔「まず僕からねー!僕は神崎翔!龍聖の幹部だよー!」
ハニーブラウンで可愛いのが翔
奏「俺は藤山奏や!翔と同じく幹部!ってかお前可愛いなー♪」
銀髪で女好きそうなのは奏
優馬「次は俺ですね。俺は佐藤優馬です。龍聖の副総長をしています。」
黒髪で敬語なのが優馬
蓮「俺は本城蓮だ。龍聖の総長だ。」
でしょうね。金髪で俺様そうなのが蓮
あと1人?
優馬「…冬!」
冬「チッ…雨宮冬……幹部」
茶髪で女嫌いなのが冬
覚えた
翔「で、君の名前はー?」
藍「俺の名前は桐谷藍。」
これくらいしか言うことないんだよねー
奏「藍かー、よろしくな」
できることならよろしくしたくない…
藍「…でなんのよう?ただ自己紹介をするためだけにここに来た訳では無いでしょ?」
私がそういうとまた目を見開かれた
いやいやなぜに?
そう思っていると
蓮「お前は何者だ?」
直球だな
藍「俺はただの男子高生だ」
まぁ言うて間違ったことは言ってないよね?
優馬「いえ、そんなはずはありません。あなたのことを調べても名前と性別だけしか出てきませんので」
藍「へぇ」
蓮「優馬は世界3位のハッカーだ。なのに全然情報が出てこない。という事は、お前がそれ以上の人間か、それともお前の情報を守っているやつがいるのかのどちらかだ。どちらにしてもお前はただ者ではない。」
フッ
正解
実は俺が世界1のハッカーなんだー♪
でもさすが蓮
日本1の龍聖の総長
藍「へぇ。なんかの探偵?俺はそんなすごい人じゃないよ。俺はただの男子高生。それだけ。それ以上でも以下でもない人間だ。わかった?」
蓮「お前、俺たちのことをバカにしているのか?」
そう言いながら殺気を出てきた
いやいや、そんなくらいの殺気なら痛くも痒くもないねー
フフフ
笑っちゃうわ
藍「バカにする?でもさ、あんた今バカにされてもおかしくない事を俺にしてるよ」
こんな殺気を出すなんてねw
そう言うと…
またまたみんな目を見開いた。
はぁ?なに?
優馬「…蓮の殺気にビクともしないって……やっぱりただ者ではないですね。」
あら、そーいうこと?
だってね?
だてに世界1の総長してないからさ
蓮「…フッおもしれぇ。」
なに?!なにか面白いことあったの?!
ポカーンとしていると
蓮「藍。お前俺たちの仲間になれ。」
はぁ?!
藍「嫌だよ!!」
蓮「どこかの族に入っているのか??」
はい!入ってます!なんて言えないよなー…
藍「……入ってないよ…」
蓮「じゃあ、いいじゃねーか」
ダメだよ…もうあんな事起こって欲しくないもん…
それに…
藍「冬が嫌そうな顔してるよ?全員が賛成してるわけじゃないのに入りたいとはまず思わない。」
そう。私が龍聖に入るってことはこいつらの仲間になるってこと。
ってことは、まず幹部以上のやつらが全員私のことを認めなくちゃいけない。
でも冬は私のことを認めていない。
逆に私のことを警戒してる?
まぁ女嫌いだからしょうがないか
多分だけど、冬は私が女だってことを気づいてる。
まぁ女独特のオーラかなんかがあるんだろう
優馬「すいません。冬は普通より少し警戒心が強いんですよ。悪気はないので許してあげてください。」
藍「大丈夫だよ。警戒心がある程度ある方がいいよ」
ねっ?
と冬に顔を向けると
プイッ
顔そらされちゃったw
まぁそりゃそうだね
ギュッ
ん?
なんか抱きつかれた
誰だ?