夢歌side

チリリリリリリリリー バキッ

ん?今すごい音したよね?
ベッドの下を見てみると……
なんとも無残な姿になってしまった私の目覚まし時計が…

夢歌「あーあ、またやっちゃった」

もう!また新しいの買わなくちゃダメじゃん!!

だれよ!!こんなことしたのは!!←自分です…

そんな事を思っていると
「夢歌ー、起きてるー?ちょっと降りてきてー」

お母さんからのお呼び出し…

夢歌「わかったー、今行く!」


リビングに行くと

ギュッ
バキッ
バタン

ほんの10秒前の話をすると
リビングのドアをあけました。お兄ちゃんが抱きついてきました。殴りました。お兄ちゃんが倒れました。

って感じかな?
毎朝毎朝抱きついてくるから、朝の恒例になってきてるんだよねー

もうめんどうだからそろそろ殺しちゃおうかと←怖い怖い

さて…

夢歌「お兄ちゃん?毎朝なに?何がしたいの?ってか殴られること分かってるよね?」

勇輝「だって、夢歌可愛いんだもん!」

もんとか可愛くねぇから

そんなお兄ちゃんはスルーしてお母さんのところに行く
ん?でも数歩進んだところで前に進めなくなった

なぜかって??

私のかわいいかわいい弟が後から抱きついてきたからです☆

ほんとに可愛いんだよ!!

夢歌「結翔、おはよ」

結翔「夢姉おはよ♪」

ギュー

さっきよりも抱きしめる力を強めてきた

かわいい♡かわいすぎる!!

でもね?
そろそろ離れないとお母さんの顔が怖い…
夢歌「結翔、ごめんね?抱きついてくるのは嬉しいんだけどちょっと離してくれる?お母さんの顔が怖いから…」

結翔「ムゥー………分かった」

なに!!可愛いんだけど!?
ほっぺた膨らましてかわいすぎる!!



夢歌「お母さん、お待たせ。」

夢璃「あら、夢歌遅かったじゃない(笑)」

こ、こわっ!

夢歌「ごめん!」
夢璃「まぁいいわ、それじゃあ要件があるのはお父さんだから早く椅子に座りなさい」

夢歌「はーい」

和樹「…お!やっと来たか。」

夢歌「遅くなってごめんね。ちょっといろいろあって…」

和樹「そーか、まぁいい。早速だが……夢歌お前には男子校に行ってもらう」

夢歌「え…?」

はぁぁぁぁぁぁー?

夢歌「なぁ!どーいうことだよ!親父!なんで私が男子校に行かなくちゃ行けねぇんだよ?!」

和樹「だって夢歌、お前夢璃「前の高校入学式の日に校長殴って退学になったじゃない」

い、いや確かにそうだけど…

夢歌「嫌だよ!!行きたくない!!」

夢璃「ん?行くわよね?それとも逝きたい?(黒笑)」

ヒィ

夢歌「い、行きます!行きたいです!!」

夢璃「あら、それならよかった☆」

ほんとお母さんは怖い…