昨日の夜、怜奈ちゃんに電話した。
なんだか寂しくて、抱えきれなくて。
怜奈ちゃんは優しく、「明日、いつものカフェでね。」と、言ってくれた。
会ってすぐ、昨日の放課後の話をした。
あたしたちの付き合いに反対してるはずなのに、黙って聞いてくれる怜奈ちゃんに感謝した。
聞いてもらえるだけで良かったから。
ただそれだけで。
それから、怜奈ちゃんと陽希さんの話になって、
大樹先輩とまた4人で遊びたいねってなって、
でも大樹先輩に彼女が出来そうだ、なんて話して、
怜奈ちゃんと話したおかげで、少しは気持ちが元気になった。
ーーー
ーー
休みの今日、お昼から陽希さんと会うらしい怜奈ちゃんとの別れ際、ふと怜奈ちゃんが言った。
「ねぇ、その、紗也さん?」
「ん?うん。」
「その紗也さんってさ、大樹さんのこと好きなの?」
「うん、多分。」
「いつから?」
「え?」
「前から知り合いだったんだよね?」
「うん。バイト先が同じって。」
「…その、4人で遊ぶのって、誰が誘い出したんだろ。」
「さぁ…、でも、藤真君が紗也さんを諦める為に紗也さんにあたしを会わせようとしたんだと思うよ。」
「…ふーん。…じゃあ、大樹さんは?」
なんだか寂しくて、抱えきれなくて。
怜奈ちゃんは優しく、「明日、いつものカフェでね。」と、言ってくれた。
会ってすぐ、昨日の放課後の話をした。
あたしたちの付き合いに反対してるはずなのに、黙って聞いてくれる怜奈ちゃんに感謝した。
聞いてもらえるだけで良かったから。
ただそれだけで。
それから、怜奈ちゃんと陽希さんの話になって、
大樹先輩とまた4人で遊びたいねってなって、
でも大樹先輩に彼女が出来そうだ、なんて話して、
怜奈ちゃんと話したおかげで、少しは気持ちが元気になった。
ーーー
ーー
休みの今日、お昼から陽希さんと会うらしい怜奈ちゃんとの別れ際、ふと怜奈ちゃんが言った。
「ねぇ、その、紗也さん?」
「ん?うん。」
「その紗也さんってさ、大樹さんのこと好きなの?」
「うん、多分。」
「いつから?」
「え?」
「前から知り合いだったんだよね?」
「うん。バイト先が同じって。」
「…その、4人で遊ぶのって、誰が誘い出したんだろ。」
「さぁ…、でも、藤真君が紗也さんを諦める為に紗也さんにあたしを会わせようとしたんだと思うよ。」
「…ふーん。…じゃあ、大樹さんは?」