そんな決意の元やってきたのが、地元のドイツバル。


バルとは言っても本格的なものじゃなくて、椅子もちゃんとある。


足腰不安定な三十代の私にも優しい、バー的なお店だ。


なーんて、自虐が似合うお年頃になってしまったんだなぁ~。


なーんて、一人溜息を吐いてみたり。


なーんてのが、お約束になるんだろうなぁ、これからは。


そこまで考えて、気付く。


三十代って、言い訳じみた「なんて」が増えるお年頃なんだな。


気を付けなければ。


物事を「なんちゃって」で済ませていいのは二十代まで。


これからは、自分の言動にはちゃんと責任を持たなくては。


って、二十歳の誕生日にも思ったっけ。


私、全然成長していないんじゃないか。


なんだか悲しくなってきたぞ。