「心彩(こころ)ちゃん、今日はどうしました?学校は?」
腫れ物に触るような感じで声をかけてくるのは私のお母さん。
「休む。調子が悪いから。今日病院行ってくるから。」
私はそう言って布団に潜り込んだ。ここ最近胸に痛みや苦しみを感じることが多い。
何かあってからでは遅いと早めに病院に行こうと学校を休む。
私は藤咲 心彩(ふじさき こころ)。
「わかった。学校には連絡しておきますね。ゆっくり休んでくださいね。」
お母さんもそう言って部屋を出ていく。
[お前今日も来ねぇの?]
幼馴染の紅稀からLINEが来ていたが未読のまま放置する。
「保険証とか机の上にありますからね。お母さん仕事に行ってきます。」
部屋の外からそういい仕事に向かうお母さん。
うちは両親が離婚してる為お母さんが私と高3の兄の分のお金を稼がなくてはいけない。
腕を見ると未だに残る痛々しいあざの数々。幼少期、父親に虐待を受けていた私と兄。
それに我慢ができなくなったお母さんは離婚を決意し私たち二人を引き取った。
病院の時間まで時間があるため私はもう一度寝た
腫れ物に触るような感じで声をかけてくるのは私のお母さん。
「休む。調子が悪いから。今日病院行ってくるから。」
私はそう言って布団に潜り込んだ。ここ最近胸に痛みや苦しみを感じることが多い。
何かあってからでは遅いと早めに病院に行こうと学校を休む。
私は藤咲 心彩(ふじさき こころ)。
「わかった。学校には連絡しておきますね。ゆっくり休んでくださいね。」
お母さんもそう言って部屋を出ていく。
[お前今日も来ねぇの?]
幼馴染の紅稀からLINEが来ていたが未読のまま放置する。
「保険証とか机の上にありますからね。お母さん仕事に行ってきます。」
部屋の外からそういい仕事に向かうお母さん。
うちは両親が離婚してる為お母さんが私と高3の兄の分のお金を稼がなくてはいけない。
腕を見ると未だに残る痛々しいあざの数々。幼少期、父親に虐待を受けていた私と兄。
それに我慢ができなくなったお母さんは離婚を決意し私たち二人を引き取った。
病院の時間まで時間があるため私はもう一度寝た