頭を働かせていると私はあるひとつの事を思い付いた


あ!これなら出来るかも!


「ねぇ、紗奈。夢蝶の姫にならない?」


私がそういうと


紗「え?夢蝶の姫?」


紗奈も洸龍のみんなもポカンとしてた


「うん。夢蝶の総長は私だし、紗奈は私の親友だから姫になる条件は揃ってるよ。それに、この方法なら私は姫のままだし、紗奈の事も守れると思うんだけど…どう?」


紗「私が…夢蝶の姫何て勤まるかな?」


「大丈夫!やることなんてないに等しいから。舜もそれでいい?」


舜「…まあ、紗奈を守れるならそれでもいいですが」


「だって。紗奈どう?」


紗「…分かった。迷惑かけると思うけどよろしくお願いします」


紗奈は私に頭を下げた


「よし!そうと決まれば早速今日お披露目しよう」


紗「えぇ!?今日!?」


「うん。あ、今日なんか予定あった?」


紗「いや、そうじゃないんだけど…その…心の準備がまだ出来てなくて」


あー、そっか。紗奈は初めてだもんね


「大丈夫だよ。私も夢蝶のみんなも近くにいるし、下っ端のみんなもフレンドリーだから安心して」


私が笑顔でそう言うと紗奈も少しだけ緊張が溶けたみたいだった


私は翔に今日みんなを倉庫に集めるようにメールした