な「れお。どうした?死んでっぞ。」


「あー。なおか。」


な「なんかあったか?きこちゃんと」


「なっ。別に。」


な「告ったのか。」


「!あー。そーだよ。」


な「まじか。んで返事は?」


「俺のことそんなふうに見てなかったから時間がほしいって。絶対フラれる。」
な「それはねぇだろ。きこちゃんって、ちょー鈍感じゃん。だから自分の気持ちに気づいてねぇだけだよ。」


「それならいいんだけど。」


な「ははっ。お前ら面白すぎ。これ見てみ。」


なおにスマホを渡された。そこには


『今、きこにれおくんのこと相談された。自分のことには鈍感すぎてやばい。』


『自分の気持ちに気づいたみたいだよ。これでダブルデートできるね♡』

「自分の気持ちに気づいたって。ふられる。」


な「お前なぁ。最後まで見ろよ。ここにダブル...まぁいいや。れおもネガティブになるんだな。」


「なるよ。はぁー。」


部活になった。


いつも通り。いつも通り。


「れ、れお。これ、お願い。」


れ「ん。」


そのまま私はももの所に走って行ってしまった。


「ももー!」


も「なに?」


「めっちゃ緊張した。」
も「返事した訳でもないのに?」


「でも、なんかいつもより暗かった。返事も素っ気なかったし。」


も「あー。ほっとけば大丈夫!」


「ほんと?」


も「うん!」


部活も終わって、4人で帰っていた。


最寄り駅について、ももとなおと別れた。


「れお。話したいことがあるから、れおの部屋行ってもいい?」
れ「あぁ。」


れおの部屋に入った。


「あの、昨日の返事なんだけど...。」


れ「あぁ。」


「れお!ちゃんと顔みて!」


れ「!なんだよ。」


「私もれおのことが好きなの!全然気づかなかったんだけど、ももと話しててれおが好きなんだって気づいたの!」


れ「えっ。」
「だから、付き合ってください!」


れ「マジで?」


「うん。こんなこと冗談で言うわけないじゃん。」


れ「きこー!」


れおがギュッーってしてきた。


「れお。嬉しいのはわかるけど、苦しい。」


れ「あ、悪ぃ。」


「じゃあ、ご飯作るね。」
れ「俺も作る!」


「うん!」


いつも通りのような、なんか違うような?


緊張するより、いつも通り過ごしてた方が楽しいかもね。
高3になった。

2年の間に色々あったけど、それは今はいい思い出。


ガチャ

れ「きこ!学校!」


れおは松葉杖なしで歩けるようになって、少しずつバレーもしている。


「やだー。」


れ「なぁ。今日はダメだろ。進路相談だぞ。」


「それが嫌なのー。」