尾形光琳ちゃんは、お殿様に呼ばれた。

お殿様「ははーっ。いや俺、逆やわ。」

光琳「なにようでござりましょう」

お殿様「屏風をね、ひとつ作ってほしいんだわ。」

光琳「屏風。それはまた何故。」

お殿様「つべこべ言わんと、作らんかぃ。わしを喜ばしゃーいいんじゃ」

お殿様は、干菓子を投げた。
かこんと、干菓子は、光琳の頬骨に当たったりもした。