「うるせぇーよ、悠斗!気に入らないなら、いつでも補佐を降りな。」

「そ、そうは言ってないだろう、カンナ~!?」

「ウェイウェイウェイ!リンリン!今日のちーちゃんヤバくねぇ!?」

「うん、コーディネートがヤバいですね。」



そう語るのは、黒髪を盛っているちーちゃん。

オシャレなTシャツの上からロングの特攻服を着ていた。

ピアスはもちろん、ネックレス、ブレスレット、時計、指輪だけでなく、特攻服にも缶バッチやら、ブローチやらをつけて着飾っていた。

はいてる靴は多分ブランド品の革靴だと思われる。



「ガチでこだわっちゃったよ!俺ね~これからは黒髪でいく系!だって、リンリンとおそろいにするからぁ~♪リンリンの色に合わせる系!!」

「え!?そんな理由で染めないんですか!?」

「うん!リンリンと俺は大親友だもん♪リンリンが染めたら染めるけど~てか、そんなちーちゃん、リンリンは嫌い?嫌になっちゃう?」

「いえ、そういうわけじゃないですが・・・ちーちゃんには、自由にオシャレをする権利があるんですから、僕に気を遣わなくていいんですよ?」

「ウェイウェイウェイ!そういう優しいところが神パネェ♪リンリンのためにも、良い男らしいアイテムをチョイスした系!時計は限定品、ブレスレットはオーダーメイド、指輪はナックル的にもなりそうな装飾にした的な!これとかね、ネクタイピンとピアスをコラボしちゃった系ー!ピアスって色々使えて便利なんだよね~デザインもたくさんあるから、リンリンにもあげる♪マブダチなら、やっぱり、おそろいグッズも持たなきゃね♪」

「あ・・・・ありがとう。」



〔★重いアプローチだ★〕