もうひとつ?
私は首をかしげながら夏目さんを見ると、早く開けな、というふうに促され、箱を開ける。
中に入っていたのはハートのネックレスだった。
薄いピンクの石がついている。
「かわいい…え、これ、貰っちゃっていいんですか?」
「亜子のために買ったからな。」
私のために、、
いつ買ったんだろう。
あと、どういう表情でこれを選んで、これを買ったのかな…。
「女にアクセサリープレゼントすんのは、亜子が初めてだからな?言っとくけど」
嘘でしょ?!
…ちょっと、嬉しい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…