コンビニに着く前に、私の姿が見えたからなのか、夏目さんの車がこっちにきた。

私は夏目さんであることをしっかりと確認し、助手席に乗った。
…あのミニドレスのまま。
薄い羽織ものはあったけど！

「…そのカッコ、どうしたの」

「え？麗奈が着てみてって言って…でも、今急いで夏目さんのところにきたから…」

そして、どこに向かっているのか分からず、私はその後に聞いた。

すると、
「俺んち。」
と返ってくる。

夏目さんの家…。
え、これって大丈夫なのかな。
私…しちゃうのかな？

そんなことが頭によぎった。