「ごめん。」
私はなぜだかわからないけど
俯いたまま
そう呟いた。

すると青木は
「こっちを向いて。」
と言う。
「別に謝らなくていいよ…
ッてか俺こそごめん。
こんなコトを話すつもりぢゃなかったんだけど…」

青木は一度
深呼吸してから
また話しだした。
「俺
おまえのことが好きだ。」
そう言うと、
青木の顔は
みるみる赤くなっていった。


私は
何が起こっているのか
いまいちわからなかった。