「内容なら俺が昨日徹夜で考えたから!
レッツ潜入~!」
「ちょ・・・」
ちょっと待ってよ~!!
もうですか!?
「ねぇ幸太君っ、本当に大丈夫なの!?」
「任しとけって♪」
不安だ・・・
タタタタタタ・・・
あたし達は小走りで聖の病室に向かった。
「聖~♪来てやったぞ。元気か??」
「あ、幸太。うん元気・・・って、
・・・え?」
聖はあたしを見て目を見開いた。
怖い・・・
どんな事を言われるのか。
「・・・なんで、李玖が居るの?」
「・・・」
あたしはつい黙ってしまう。
「おいおい、そんな不満そうな顔すんなよ~!
こいつは俺の彼女だからさっ」
・・・はい?
彼女・・・って・・・
あたし!?
「こ・こ・幸太君っ!?」
「シーッ(小声)ってなわけでよろしくな、聖♪」
あたしはチラリと聖を見た。
「彼女って・・・付き合ってるの?」
「ああ。そうだよ」
・・・いくら作戦でも、
これは嫌だよ・・・
あ~~も~~、
逃げたい・・・