最後に李玖に
気持ち伝えとかなきゃなーと思って
書きました。
李玖
多分僕は
手術で助かることは無いと思います。
【傍に居て】なんて言ったのは
僕の
最後の強がりであり
望みの無い願いでした。
本当は分かってた。
助かるわけないって。
…だけど
願わくば
君と共に 生きていきたい
それが僕の
祈りでした。
・・・李玖と出逢ったのは
ある夏の日だったかな。
道を歩いていたら
たまたま李玖を見つけて。
そんで、助けて。
李玖との出逢いはそこからだったね?
最初見たときは・・・
綺麗で大人だなぁって思ったんだ。
声も、仕草も、長い髪も全部。
だけど、
どこか、寂しそうで辛そうな目をしていて…
僕は
きっとその頃から
君に強く惹かれていた。
李玖
僕ね
李玖が大好きだよ
李玖の隣に居られて
幸せでした。
君を愛して・・・
君に愛されて幸せでした・・・
だからね?
李玖も
泣かないで。
僕が
こんな病気じゃなかったら
きっと
ずっと隣で
笑ってられたかな。
李玖
もし僕が死んでしまったら
絶対
僕の後を追おうなんて
考えないでください。
必ず
幸せになってください。
今は
それだけが、
僕の唯一の願いです。
ありがとう
李玖
僕は幸せでした
李玖は
僕の分も
精一杯生きてください。
そんで
李玖が天国に来たときは
僕が迎えてあげるから。
だから李玖・・・
頑張って、生きて。
聖】