「思い出した?葵」


「優ちゃんっ……」


「葵、大好きだよ。ずっと、小さい頃から大好きなんだ」


「ゆ、……私もっ…ずーっとずーっと、……だいすきっ…」


「……っあお、い…ごめんなっ…」


いい歳した高校生が人目も気にせず泣いてた


「私ねっ…優ちゃんを好きになって、恋が苦しいことも楽しいことも全部っ……知ることが出来たの……っう、…優ちゃん、…大好きなのっ」


「葵、大好きだよ。……っ…ありがとな、…っ好きになってくれて、…ー、俺の隣で笑っててくれて」