「銀牙、あの女について調べろ」



ゆいに聞こえないように
銀牙に言った。



銀牙は一瞬驚いた顔をしたが
すぐにニヤッと笑った。




「了解」




銀牙は世界でNo.10のハッカーだ。

こいつの腕はみんな
信用している。




だけど、




「光成、ダメだ。

なんにも出てこねぇ、
ロックしてやがる」


は?

ロックだと?


「解除できねぇのか」



銀牙は悔しそうな顔をしている



「…無理だ。

マジ何者なんだあいつ…」




クソっ、

ぜってーに正体暴いてやる。







光成side end