「フッ…、

5分もありゃ十分





よく聞けよお前ら。


今日をもって、

風雅は解散だ」



総長はお腹を抑えたまま
起き上がれない。




「なん、でだ……」



「あ?

そんなの、
お前が一番よく
知ってるだろーが」




「く、そぉ……!」




「俺の仕事はこれで終わり、


お前らまた風雅を
復活させようなんざ
あめェ考えすんじゃねえぞ?


そんときは、
こんなもんじゃすまねえからな」



めちゃくちゃ悔しそうな
顔してるけど、
私はなんとも思わない。


そう、これが
私の仕事だからね。



「じゃあな、

元風雅さん達よ」



「ま、まてっ……!


てめぇは誰なんだ……」



私は総長さんに
背を向けたまま
こういった。




「……流星」