絵に描いたようにガックリと肩を落とすあたしに「なにがあったか、話てみたら楽になるよ?」と、楠葉が言ってくれた。


応援してくれている2人はちゃんと説明しなきゃいけないと思っていたところだ。


あたしはため息を吐きながら昨日の出来事を2人に説明した。


2人は真剣に聞いてくれていたのだけれど、途中から呆れたような表情になっていた。


「そんなこと気にしてたの?」


すべてを話し終えた途端、四葉にそう言われた。


「気にするでしょ普通!」


そう言うと、楠葉が盛大なため息を吐き出した。