☆☆☆

急いで自宅へ戻るとそのまま部屋へと飛び込んだ。


幸せ日記はまだゴミ箱の中にある。


それを拾い、すぐにページを確認してみた。


「嘘……」


そこにはあたしが破いて捨てたはずのページが存在していたのだ。


ミオリが書いた、どうでもいいような内容がそのまま書かれている。


こんなことあり得ない。


これは悪い夢だ。


復讐日記を使いすぎて、少し疲れてしまっているに違いない。