そうこうしている間に雄大と成美が家にやって来た。


「緊張するね!」


成美はそう言って目を輝かせている。


最初にアンドロイドが届いた時も、こうやって3人で待っていたことを思い出す。


「今度こそ洋二そっくりになってたらいいな」


雄大の言葉にあたしは頷いた。


「そうだよね。何度も返品することはできないだろうしね」


これでダメなら諦めるしかないかもしれないのだ。


そう思うと不安が膨らんでくる。


理想通りじゃない洋二とずっと一緒にいるなんて、きっと耐えられないだろう。